2015年7月3日金曜日

思わぬものが影響をしているかも

長井です。



先日、入居10年経過したマンションの
環境調査へ行ってきました。
 
10年経過していますので、化学物質については
ほとんど問題はないのではと予想していました。
 
入室した時、少しの違和感を感じたのですが
まず、化学物質の簡易測定を。
 
結果、住宅で一番に名前の挙がる「ホルムアルデヒド」は、
問題視されるレベルではありませんでした。
 
しかし、ある化学物質が目につきました。
 
それは、「パラジクロロベンゼン」。
 
原因を調査したところ、
各所で気になるものがありました。
まずは、トイレに芳香剤。
気化していく、昔ながらのものです。
また、香りつきの除菌スプレー。
その他、洗濯用洗剤など。
 
入室時に感じたちょっとした違和感は、
トイレの芳香剤の香りが、
リビングにまで広がっているためでした。
 
当会の扱う「ReNウォーター」を施工し、
事後測定で検出未満にまで低減することができました。
 
「パラジクロロベンゼン」は、
主に防虫剤や香料などに使われる化学物質です。
有害性については色々な説がありますが、
建築基準法にて規制されている13化学物質の
1つに含まれています。
 
今回の件は、
原因として断定することはできません。
しかし、可能性を否定することもできません。
 
日常使っていた芳香剤も、
「化学物質」によりつくられたものです。
どうも体調がすぐれない。
頭が痛い。
咳き込む。
アレルギーかな?と思いあたる節のある方は、
一度、身の回りに使っているものを
確認してみてください。
 
化学物質問題は、
主に新築やリフォームを行ったときに気になるもの。
しかし、住まい方によっても影響を受けるものです。
 
身の回りから、思わぬ原因が見つかるかもしれません。

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