長井です。
先日、
健康住宅「いやしろの住まい」入居のお客様邸に、
13年振りに伺い話を聞きました。
入居前、アトピーで苦しんでいたお子さんも中学生になり、
今ではスポーツの選手になるまでに健康を取り戻しておられました。
13年前当時、
お客様の反応や効果が非常に新鮮で、
その声の一つ一つを大事にしていました。
しかし、時がたち知らぬ間に、
そのような反応をいただく事が当たり前と感じてしまうところもありました。
お客様からは、
「当時は必死でした。
人生を変えてもらった経験は、今も変わりません。
だからあなた方を応援しています。」
というお言葉をいただきました。
当たり前ですが、
私たちにとっては日頃行っている業務でも、
お客様にとっては一世一代の決断であり体験です。
改めてそこに気付かせていただき、
想いを新たにした訳ですが、
そこでお勧めしたいのは、
継続的に住まい心地を確認する機会を設けるという事です。
入居直後はある意味新鮮です。
お客様ご自身も色々な体験をお話しいただけるでしょう。
アンケートも引き渡しして間もなく取られる方が多いと思います。
しかし、家は何十年も住まうものです。
以降どのような住まい心地であるか、
変わりないか、新しく感じるところはあるか、
時には担当だけでなく、
引き渡し当時の事を知らない方も訪問し、
話を伺う機会をつくることも必要だと思います。
お客様ご自身も、
当時の新鮮な気持ち、
喜びを取り戻す機会となるかもしれません。
自社のつくる家の住み心地を、
お客様に教えていただき、
それを社員間でしっかりと共有する。
特に、健康住宅に取り組んでおられる方は、
健康状況の変化等も大切な情報として聞き取り、
後の新しいお客様にその情報を還元して行く。
という事が必要ではないでしょうか。