2015年3月31日火曜日

「場」の重要性

先日の魅せる現場BM視察会では、工務店の本質が現場にあることを改めて認
識させられました。今回の「魅せる現場」では、その敷地全体から清々しさ、
心地良さを感じました。単純に「見た目が良い」というだけでなく、会社、そ
して職人さんが手掛けている想いが現場から受け手の感性を通じて伝わるので
しょう。そして、もう一つ「場」を良好なものにする技術を採用されているこ
とも、その心地良さに影響を与えているかもしれません。


現代では、ほとんどの場合において、「場」についてあまり重要視されていま
せん。土地を選ぶときも、まずは利便性そして地盤を調べるところからはじめ
ます。その「場」が健康にどのような影響を与えるかについては、あまり着目
されていません。

しかし、古来、有名な寺社仏閣は建設当時、風水的に良い「場」を選び、建て
られてきましたし、都は繁栄を願って良い「場」に建設されました。全国に、
通称「長寿村」と呼ばれているようなエリアがあり、元気なお年寄りの方がお
られることがあります。それも、もしかしたら「場」が影響し健康長寿がもた
らされているのかもしれません。

住宅から健康長寿を考える場合、建築物の環境はもちろん大事ですが、それと
ともに、住むにふさわしい良い「場」を選び、建てたいものです。

この「場」を体系的に解明したのが楢崎皐月先生という物理学者です。戦後、
食料増産の研究の中で全国には「良い土地と悪い土地」がある事を突き止め、
動植物の生育に良い「場」を「イヤシロチ」と呼びました。そして、その反対
の良くない「場」を「ケカレチ」と言いますが、楢崎先生は、それを改善する
手法として「炭素埋設法」を開発し、現在でも、一部にてその方法で環境改善
が図られています。

私たちは「癒しろ炭」を埋設することで、まず「場」を整える事から始め、建
物だけでない、住環境を土地から改良した健康住宅に取り組んでいます。
本技術は、上記炭素埋設法を現代の科学技術で再現したものです。埋設用の特
定の素材を開発し、少量安価で環境を改善することができるようになりました。


住まう「場」は条件や価格等もありますので自由に選べるわけではありません。
できるだけ良好な「場」に改善し、お客様に良い住まい環境を提供することも
大事ではないでしょうか。



環境改善施工を行います

長井です。



いやしろの住まいで採用している「ReN」という素材。

仕上げに噴霧することで、

室内の空気環境を良好なものにします。





もっと、その良好な空気質を実現していただきたいという想いから、

阪神地区と関東圏限定ではありますが、

材工での対応をさせていただくこととなりました。





お伺いし、環境改善施工の上、

環境測定を行います。

通常、3~4時間の簡単な施工で、

良い空気質を得ることができます。






詳しくはこちらをご覧ください








2015年3月30日月曜日

家の快適性

長井です。



最近、快適な家とは何か、

について考える機会が多くなりました。




温度差が生じない高性能な家。

という一つの指標があり、

今はその住宅が良い家と定義されています。





確かに、お風呂に入るときに凍える必要もないし、

寒くて眠れないという事もないし、

一年中同じような服装で過ごせるのは、いいですよね。

私もそういう生活をしたいと思います。




しかし、懸念もあります。

それは、

快適であればあるほど外にいるときに

不快感が増してしまうのではないかという事。




ただでさえ、夏場は灼熱です。冬は大雪も降りますし、寒いです。

家の中が快適すぎると、外に出た時に、体調を悪くしてしまうのではないか?

とも考えてしまいます。




とはいえ、確かに快適な家が求められているのは

間違いありません。




色々な研究がなされて、

何が、本当の健康住宅なのか

明らかにしてほしいと思います。





2015年3月25日水曜日

高知の日曜市

長井です。



高知の観光スポットとして、

「日曜市」があります。























気軽に散歩していましたが、

写真のような市場が、お城の手前まで延々1キロ以上。

相当な規模で驚きました。




高知ならではの、文旦、イモ、その他色々。

東京では味わえない、

異空間を感じることができました。










2015年3月23日月曜日

HORI建築さん、「工務店のオヤジと行く土佐材魅力発見の旅」に参加させていただきました!

長井です。






昨日までの土日、

京都のHORI建築さんの企画

「工務店のおやじと行く土佐材魅力発見の旅」

同行させていただきました。




実際に家を建てられたHO(ホームオーナー)様

そして社員さん、パートナー企業のご家族も一緒に

バス貸切での旅でした。





樹齢3000年を超える日本一の大杉。

(今まで屋久杉が一番だと思っていました!)

山の中、静寂の中に、

みなぎるパワーを感じました。






















間伐材の伐採では、

木が生きていることを実感。

直接、自分たちの住まいに使われている。

と思うと、何やら不思議な感覚です。

この企画が好評だったことが印象的でした。

(翌日、当然のごとく筋肉痛・・・)




そして、夜は土佐の「おもてなし」を堪能。

ここでみなさんとの距離が、

ぐぐっと縮まった感じがしました。






翌日は日曜市散策と高知城見学。

土佐和紙の紙漉き体験、モデルハウス見学と

密度の濃い中身でしたが、

一日寝食を共にすることは、

互いの関係を縮める良い機会でした。




家を建てるなら、

建てた後もこのように付き合っていける、

そんな住宅会社で家を建てたいと思います。





一泊二日。

あっという間でしたが、

新参者の私も快く仲間に入れてくださり、

大変楽しい二日を過ごすことができました。






ご参加されていた方々、

HORI建築の皆様、

そして社長に感謝・感謝です。






2015年3月17日火曜日

お施主様の健康のためにも現場の禁煙徹底は大事です

トラブルは、思わぬところで発生するものです。先日、弊社にお施主様よりお
問い合わせいただいた事例をご紹介します。
※本事例は住宅産業塾会員様の事例ではありません。

それは、あるマンションリフォーム案件でした。現場にて、職人さんが窓を閉
め切った中でタバコを吸ったせいか室内にたばこの臭いが染みついてしまった
そうです。お施主様が現場に来られた際、たばこの臭いに反応し体調を崩して
しまわれたことからトラブルに発展しました。双方の話し合い結果、スケルト
ン状態に戻して施工し直すことになりましたが、お施主様は完全にご納得され
ていない模様であったそうです。対策を調べる中で弊社の健康への取り組みに
興味を持たれ、臭いの問題を解決したいというご希望からお問い合わせいただ
きました。その後、お施主様ご自身からも弊社にお問い合わせいただきました。

特に、臭いの問題は客観・主観的感覚両面に左右され、一度トラブルになると
根本的に解決しにくくなりがちです。以前、火事の事例で体験しましたが、一
度染みついてしまった臭いは、解消することは一般的言えば難しいでしょう。
現場状況やお施主様のご要望にもよりますが、我々はこのような場合、下地か
らReNコート施工を行って臭いの元を絶つか、仕上げにReNウォーターを噴霧す
ることで臭いと化学物質の問題を両面からクリアしています。

結局、このような事態を招かないためにも現場マナーを含めて普段からの意識
づけが大事であるということです。『現場きれいコンテスト』開催結果を前月
の同紙面にてご紹介しましたが、住宅産業塾では、魅せる現場をつくるために
は、単にきれいであれば良いというだけでなく、3要素として①良品質施工②現
場きれい③好印象マナーが必要であることを提唱しています。現場内での禁煙
は、3要素すべてに含まれる大事な要件と言えるでしょう。

お施主様、周りの目が届かない場においても、しっかりルールを守ることがで
きる企業姿勢が問われます。



2015年3月10日火曜日

省エネ住宅ポイント受付がはじまりました

長井です。





「省エネ住宅ポイント」の受付が始まりました。

本制度は浸透するでしょうか?




特にリフォーム業者さんでは

盛んに宣伝文句に謳っています、「省エネ住宅ポイント」。

これは、住宅市場の活性化策の一つとして実施されています。





もちろん、それとともに2020年に改正省エネ基準義務化が

予定されているように、省エネ住宅の新築、エコリフォームの普及を図り、

これからの日本の住宅を省エネ化促進するという、

大きな目的があります。





予算を使い切ったらその時点で終了となりますので、

活用しない手はありませんね。






これからも、消費税増税などに伴い、

市場浮揚策は色々でてくることが予想されます。

しっかり情報をつかみ、

自分に合ったサービスを活用してください。









2015年3月9日月曜日

今年の花粉症は目にくる?

長井です。



ここ数日、

子供が眼をしょぼしょぼさせていたようです。

(出張で気づきませんでした。。。)




朝起きたら、このような状況に

















ものもらいか何かと思い、

病院に行ったところ、

「花粉症」ではないか。と。






こんな小さな子供もかかるみたいです。花粉症は。

病院も混みあっていました。

おそらく同じような患者が多かった模様です。





しばらくは、この状況が続くみたいです。







2015年3月2日月曜日

清潔と免疫

長井です。



いよいよシーズンが到来です。
マスクが手放せない季節がやってきました。

さて、その花粉症ですが、
発症が低年齢化しているそうです。
その一つの要因として、
清潔志向が関わっているようです。


清潔になればなる程、
免疫力が低下しているので、
花粉に対しても抵抗力がなくなってしまうとのこと。

おそらく、これは
花粉に限らずアレルギー症状全般にも言える事なのでしょう。


こうなると、
予防としてはできるだけ花粉を
避けるしかないという事です。

清潔になり過ぎるというのも考えものですね。









2015年3月1日日曜日

薪ストーブの炎のゆらぎを楽しむ

長井です。












先日お伺いしたモデルハウス。
ちょうど薪ストーブを点火していました。


炎をみると、飽きません。
ずっと眺めていたくなる感じです。
1/fのゆらぎとも言うそうですが、
自然現象のもととなるゆらぎが、
人を心地よくさせるそうです。

特に、自然素材の家には薪ストーブが似合います。


会員の皆さんに話を伺うと、
薪ストーブの体験会は
総じて参加者も多く好評だそうです。



キッチンをIHにしたらなおさらですが、
今の家は、炎をみる機会が減りました。
薪ストーブが人気なのもわかるような気がしますね。