2015年12月23日水曜日

思わぬところで健康被害

長井です。




低周波音。


業界でも少し話題となっています。





家庭用燃料電池の低周波音が原因の健康被害に対し、


損害賠償と運転停止を求める訴訟が


提起されたそうです。






エコキュートでも、数年前から訴訟が何件か話題となりましたが、


この低周波音は曲者です。


低い低周波音は通常ほとんど感じ取ることができないそうです。


しかし、低周波音の被害者はそれを知らず知らず受け続け、


不定愁訴被害で苦しまれることになります。


この点、放射線の被害や電磁波と似ていますね。








知らず知らずのうちに、


体調不良を引き起こしてしまうかもしれない。


そして、多くは予想だにしていなかった現象。


いつ自分が被害にあうか、


もしくは加害側となってしまうかわかりませんので怖いですね。






もともと、低周波は色々なところが音源ですが、


省エネ装置や風力発電などは、


共通して、エコ・環境、時代性にも合うので、


人間にとって必要なものというイメージが強く、


ここも厄介なところです。





私たちとしては、まず、知識として知ること。


知っていなければ原因もわかりません。


そして、それらからの防御策として、


とにかく対象物から離れること。


まずは、知識と対処法で自衛することを考えなければなりませんね。









2015年12月21日月曜日

カフェイン中毒で死亡事故?

長井です。







信じられん!


というニュースです。





カフェイン入りの飲料を常用していた男性が、


カフェイン中毒で死亡。






カフェインは、身体に良いとはいいませんが、


日常ありふれたもの、というイメージでした。


私も、理由をつけてはコーヒーを多飲しますので、


おそらくカフェインはほかのかたよりも多く摂取しています。










そもそも、カフェインで人が死ぬということを知りませんでした。


以後、少し気をつけようと思います。





過ぎたるは及ばざるが如し・・・


何事もほどほどにということで。




ニュースはこちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20151221-00000758-fnn-soci

2015年12月20日日曜日

空のきれいさ

長井です。










ここ数日、空のきれいさが印象的です。






「青」々として、こんな日には外に出たくなります。


日曜日、マンションの駐輪場には、


ほとんど自転車がなくなっていました。




「みんな考えることは一緒だなぁ。」と思いながら、


少しばかりサイクリングを。








しかし、中国では「赤」色警報。


深刻な大気汚染で、


もっとも厳しい警報が発令されたとのこと。








東京も決して空気がきれいというわけではありませんが、


あるものが当たり前だと思っていたものが、


実は大変貴重なものであることを


再認識しました。

2015年12月17日木曜日

健康寿命を語る上ではずせない認知症対策

認知症患者は全国で462万人(2012年時点)と推計されています。今後も増
え続け、2025年には7百万人になるともいわれています。10年で1.5倍の
ペース、65歳以上の5人に1人以上が認知症になる計算です。いやはや恐ろ
しい話ですね。

いくら身体が健康であっても、脳がしっかり働かなければ身体活動も精神活動
も滞ってしまいます。住宅で健康を語るのに、認知症に対してどう考えるか、
外せないテーマなのではないでしょうか。

誰もが認知症になる可能性があり、年齢、遺伝などと共に、環境・生活習慣が
要因となります。以前、油が認知症の原因の一つであることを、脳科学専門医
の山嶋哲盛先生のお話を通じ紹介しました。

医・食の分野から認知症に対する研究が進んでいます。しかし、もちろん食だ
けではありません。住宅そのものも、認知症に大きく影響を与えている可能性
があることを知っていただきたいと思います。

認知症との関係に着目するのもその体験からきています。

弊社会員様が「いやしろの住まい」の仕様のデイサービスの施工をされました
が、そこで認知症の症状改善体験をされる入所者の事例が多くみられました。

あくまで仮説ですが、良い環境で過ごすことで五感を呼び覚まされ、結果、脳
にも刺激が与えられるのではないか?ということです。

たとえば、床。無垢の床は触り心地に温かみがあり、心地良いものです。直接
足で踏みしめることにより、足先から感覚に刺激を与えることに貢献するでし
ょう。

そして、空気。前述のデイサービスにて、盲目のご入所者が初めて足を踏み入
れた時、目が見えなくともあたりを見渡す表情をされ、「なんて良い環境なん
だ。ここが第二のわが家になるんだね。」語られたという事例は、印象的でし
た。このデイサービスでは、トイレのニオイも残らず、スタッフからも働きや
すい職場として好評でした。


繰り返しになりますが、身体が健康であっても、脳が健康でなければ元も子も
ありません。環境が認知症に与える影響の大きさを認識し、健康と住宅との関
係をさらに明確にしていきたいと思います。

2015年12月13日日曜日

色彩

長井です。






最近の出張で見た紅葉。





今年は色づきがいまいちだったそうですが、


空の青さとの対比がきれいで、


思わず見とれてしまいました。