2013年12月6日金曜日

11月19日「医食住健康住宅フォーラム」を開催

◯ "住と医の連携"が健康住宅を変えていく!

成熟・高齢化社会を迎える中、『医』者に頼らなくても良い『食』生活と『住』
まいによる健康快適生活の実現が重要となる中で、健康に対する「住」の役割
は大きくなっています。

そこで日菱企画株式会社・いやし健康増進住宅研究会は、住宅会社としてこれ
からどのように「健康」と向き合い、取り組みを進めて行くべきなのかを明ら
かにする事を目的に11月19日、東京・神田で「『医食住』を考える健康フォー
ラム」を開催。

第一部は建築社会学者でミレニアム教育・環境研究普及協会(略称:MEE・
紀元塾)代表の樫野紀元氏が「進むべき住まいづくり――建築は論語で極まる」
と題して、健康住宅ビジネスのヒントになる話しを紹介。
「人は自然素材、化学的に安定な材料に親しみを感じる」と語り、素材によっ
て「住まいの満足度と健康との関係」も違ってくるといった話をされました。

第2部では「PPK(ピンピンコロリ)」でおなじみの首都大学東京環境システ
ム科教授の星旦二氏が「健康長寿を実現する住まいとコミュニティの創造」と
題する講演。
健康づくりを支える住居の条件として
①子供と高齢者の感染予防をする歯磨き奨励(洗面所)
②子宮がん予防(寝室の隣に浴室)
③生活習慣形成(食卓を囲む家族団らんの食育)
④人と人とが交流できる縁の構築(縁側)
といった提案も。

事例研究では群馬県の大進建設株式会社様が健康住宅実践の立場で、きれいな
空気環境でお客様の笑顔と健康を守る抗酸化エコロジー住宅でお客様がいかに
健康に過ごされているか、データを示しながら紹介。

また討論会では本当の健康住宅をいかに消費者に伝えていくかということに集
中しましたが、星先生が学会との連携を提示されました。医の専門家の協力は
大きなパワー、住と医の連携で本当の健康住宅を広めて行きたいものです。


いやし健康増進住宅研究会

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