長井です。
健康住宅の取り組みをレベルアップさせるため、
会員工務店さんに集まっていただき、
定期的に勉強会を開催しています。
今回は、建築環境の研究が専門である先生をお招きし、
お話しいただきました。
最後のお話で、
「健康住宅は一面からとらえるべきではない。
間取りであり、暮らし方も含め、
主客両面から検討されていくべきものでしょう。」
というお話は非常に共感できました。
今の住宅づくりの潮流は、
あまりに性能面に偏っているように思えます。
そして、性能を客観視するために必要となる数値的評価
に偏っているのではないか。
確かに、素材の性能も、住宅の性能も、
数字で表すことで、客観的に評価ができることになります。
住宅性能がどのレベルの物なのか、
可視化出来るようになるのは素晴らしいことでもあります。
ただ、その中でも、
人としての感覚は重視したいと思います。
例えば、モデルハウスを見学するとき、
まずは目で見て、呼吸をし、体感する。
自分の感覚を最優先に。
性能はこれから標準化に向けた動きが進みます。
あとは、感覚。感性にあった良い住宅であり住宅会社を
選んでいただきたいと思います。
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