2014年12月15日月曜日

化学物質との関係は終わり無し

長井です。



皆さんは、世に出回っている化学物質がどのくらいあるか、

ご存知でしょうか?















人間が発見・合成したもので、

約5000万種です。



これは、アメリカのデータベースで登録されているものの数字です。

その後、ずっと増え続けているはずです。

また、天然由来のものを含めると、どれだけあるのか、

検討がつきません。







2000年初頭、日本では、主に化学物質を原因とする

シックハウス患者が500万人ほどいると言われていました。

その後、ホルムアルデヒドを中心に13物質が規制され、

それから10年以上が経過しています。

現在、公表されている実数は無い模様です。





一説では、減少傾向とも言われています。

しかし、クリニック等でシックハウスに関わる相談は、

未だに続いているそうで、解決の目処が立っているわけでありません。





原因の一つとして、

規制物質以外の化学物質が問題視されています。



もちろん、自然素材・天然木と言われているものからも、

そこに含まれているものによっては、

量次第で、人体に悪い影響を与える場合もあります。





現代生活で、

完全に化学物質フリーの生活を送ることはできません。









化学物質の恩恵を受けたことによる光と影。

今後も、ずっと化学物質との付き合いは続いていくのでしょう。






住宅において、できるだけ悪いと言われているものを使わない、

というのは、あくまでも第一歩。




化学物質の悪影響を極力受けない、

化学物質を極力低減させることが、

健康住宅づくりにおいて、大事であることに変わりありません。










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