2015年3月17日火曜日

お施主様の健康のためにも現場の禁煙徹底は大事です

トラブルは、思わぬところで発生するものです。先日、弊社にお施主様よりお
問い合わせいただいた事例をご紹介します。
※本事例は住宅産業塾会員様の事例ではありません。

それは、あるマンションリフォーム案件でした。現場にて、職人さんが窓を閉
め切った中でタバコを吸ったせいか室内にたばこの臭いが染みついてしまった
そうです。お施主様が現場に来られた際、たばこの臭いに反応し体調を崩して
しまわれたことからトラブルに発展しました。双方の話し合い結果、スケルト
ン状態に戻して施工し直すことになりましたが、お施主様は完全にご納得され
ていない模様であったそうです。対策を調べる中で弊社の健康への取り組みに
興味を持たれ、臭いの問題を解決したいというご希望からお問い合わせいただ
きました。その後、お施主様ご自身からも弊社にお問い合わせいただきました。

特に、臭いの問題は客観・主観的感覚両面に左右され、一度トラブルになると
根本的に解決しにくくなりがちです。以前、火事の事例で体験しましたが、一
度染みついてしまった臭いは、解消することは一般的言えば難しいでしょう。
現場状況やお施主様のご要望にもよりますが、我々はこのような場合、下地か
らReNコート施工を行って臭いの元を絶つか、仕上げにReNウォーターを噴霧す
ることで臭いと化学物質の問題を両面からクリアしています。

結局、このような事態を招かないためにも現場マナーを含めて普段からの意識
づけが大事であるということです。『現場きれいコンテスト』開催結果を前月
の同紙面にてご紹介しましたが、住宅産業塾では、魅せる現場をつくるために
は、単にきれいであれば良いというだけでなく、3要素として①良品質施工②現
場きれい③好印象マナーが必要であることを提唱しています。現場内での禁煙
は、3要素すべてに含まれる大事な要件と言えるでしょう。

お施主様、周りの目が届かない場においても、しっかりルールを守ることがで
きる企業姿勢が問われます。



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