長井です。
先日、「伝統的木造住宅と省エネルギー」
と題した公開フォラムに参加してきました。
大変多くの方が参加され、
注目されるテーマであることを実感しました。
印象として残ったのは、
伝統的建築と省エネルギー法改正を如何に整合性あるものにすべきか。
皆さんが注目し、問題視されている事です。
建築基準法の改正や、今回の省エネルギー法改正、
時代の流れではありますが、
それにより伝統的な木造住宅がますます衰退してしまうのではないか、
という懸念もあります。
また、日本の伝統的な家屋には、
葭簀や障子等、気候に合わせて
快適性をもたらすための独自の工夫が随所にあります。
それらが、
今回の基準にのっとると評価されづらい、
という現実があります。
事例の発表、
パネルディスカッションにて、
多くの意見が戦わされました。
伝統と進化との両立は、
取り組むべき大きなテーマであることを
実感しました。
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