2014年2月26日水曜日

物理性能と生活性能

長井です。



だいぶ暖かくなってきました。



昨日、
住宅商品に関する勉強会を開催したのですが、

担当する講師は、
一言で言えば情熱の塊。
話の中からあふれるキーワードが秀逸で、
いつもメモを取らせていただいています。


話の中で、
「“物理性能”と“生活性能”」
というキーワードが出ました。



我々は、
物理性能はもちろんですが、
この“生活性能”を如何に満たされたものを
提供するかが大事です。
という話です。


健康住宅の潮流は、
“物理性能”の点に重きが置かれています。
これは、科学的に証明しやすいものであること、
効果が客観的に明確にしやすいことからも、
当然の帰結とも思われます。


しかし、それだけで、
住宅に住むのはあくまで生物である人。
人には個性もあり、それぞれに生活スタイルがあります。

器の物理性能を向上させるとともに、
一義的で無い“生活性能”を高めることに取り組むのが、
健康住宅の進むべき道なのではないでしょうか。

これは、非常に難しいテーマですが、
重視していきたいと思っています。



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