2014年1月31日金曜日

シックハウス問題③

長井です。


今、住宅は性能向上が顕著です。
省エネ性能が上がり、
気密がしっかりとられた住宅が多くなりました。
これから、さらにこの流れが進み、
省エネ住宅が普及します。


以前のような隙間の多い家は、
冬場、お風呂に入りに行くにも勇気が必要です。
ただし、かわりに外と中との空気の入れ替えは、
自然に行われていました。


気密性の高い家は、
そのような空気の入れ替えが期待できません。

生活空間の空気は必ず汚れますので、
新鮮な空気を取り入れ、汚れた空気を排出する別の
方法を考えなければなりません。


前回書いた、
2003年のシックハウス対策による
建築基準法の改正。

化学物質規制とともに、重要な改正がありました。

それは、『換気設備』です。



全ての建築物に、
機械換気設備の設置が原則義務付けられました。



性能が向上すればするほど、
室内の空気質にも別の配慮が必要になってきます。

機械式であるか否かは問いません。
常に室内空気を新鮮にし続けることが重要です。





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